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​"茶鯉"のふるさと
​愛知より

​錦鯉発祥の地といえば、新潟県の山古志地方を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?江戸時代に食用として飼育されていた真鯉が突然変異して生まれた緋鯉が錦鯉の先祖と言われています。

現在、日本で一般的に知られている錦鯉の御三家(紅白・大正三色・昭和三色)の多くは新潟県で生産されています。

しかし御三家以外にも多様な品種が存在しており、現在錦鯉の品種は100種類を超えるとも言われています。この一般的な固定種に含まれない錦鯉を現在は"変わり鯉"と呼んでいます"変わり鯉"には一品ものの珍しい個体が多く、"変わり鯉"との出会いはまさに一期一会といえます。

愛知県からは茶鯉、からし鯉、浅黄系鹿の子、白浅黄、銀鱗落葉しぐれ、黄葉、双葉しぐれ、他にも黄色系の変わり鯉など愛知から育った系統が今では日本全国で生産され"変わり鯉"として世界中の人々の心を掴んでいます。

一品家では丈夫で大きくなる愛知発祥の茶鯉をベースとして、体型、地肌、覆鱗、そして神からの贈り物として生まれ出る模様の神秘性を大切にして、他では手に入れることが困難なオンリーワンの一品を提供しています。

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​店主 高橋 美行

錦鯉歴45年/生産歴35年
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初めまして。

変わり鯉の専門店「一品家」店主の高橋美行です。

皆さまは「変わり鯉」と聞いて、どのような事をイメージされるでしょうか?

池に1本居れば十分だ?変わり鯉は汚い?変わり鯉マニアは変わり者だ。

確かに変わり鯉を楽しんでる人はこの業界の常識からみれば変人が多いのは

明確です(笑)それは『錦鯉はこうでなければいけないんだ!』という品評会

の常識や固定概念に囚われず、自分の好きな鯉を自由に選んでいるからです。

 

趣味として鯉を楽しんでいた私が一品家を創業したのは2005年です。

今から17年前の50歳になってからです。

私も元々は鯉の御三家である紅白、大正三色、昭和三色をメインに飼育していました。

22歳ころの話ですが、ある鯉屋さんで紅白の整形現場を目の当たりにして大きな

ショックを受けました。当時私は現役の競輪選手でしたから、模様に手を加え

品評会に出品する事ってスポーツ競技で言えばドーピングと同じではないか?

その頃から御三家には興味が薄れオンリーワン(一品鯉)に移行しました。

でも私の鯉への思いの発端は趣味であり、鯉が好きであることです。

人の手を加えず、鯉本来の自然美を楽しんで頂きたい。

そんな想いで、唯一無二の「変わり鯉」を一品家は皆さまにお届けしております。

世界に誇る【日本の文化を築き上げてくれた先人たち】の数百年の努力を汚さない為にも

一品家はこれらも、【整形鯉撲滅の運動】を拡げていきたいと思っています。

​- ご挨拶 -

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《一品家のこだわり》

​オンリーワン!

​​

​中学生の頃からペットショップで購入した錦鯉の飼育はしてました。その当時は丹頂紅白は100万円!こんな綺麗に入った真丸の貴重な丹頂を大きくなったら絶対に買おうと思ってました。ところが大人になったら丹頂紅白は何故か?そんなに珍しい品種でも無く当歳なら1~2万円で買える様になってました。

(※この頃から整形が始まったんだと思います)

今まであんなに欲しかった、あんなに綺麗だと思っていた丹頂紅白に全く魅力を感じなくなりました。

それで綺麗の基準って何だろう?本当に価値のあるものって何だろう?

行きついたところが【オンリーワンの変わり鯉】でした。

それで『日本中の変わり鯉を集めよう!』と・・・幸い競輪選手だったので北海道から九州までレースで

全国の競輪場を廻っていたので、面白そうな変わり鯉が居ると聞いたら、その鯉屋さんに寄って

買い集めてました。新しい変わり鯉を見付けた時の喜びは言葉では表せません。

愛鯉家にとっても、生産者にとってもオンリーワンの変わり鯉は追い求め続ける【夢】ですね。

​まずは鯉より水作り!​

高価な錦鯉を買う前に飼育池にお金を使え!

一品家が鯉を本格的に始めた頃に世界の成田養魚園の先代の成田隆三氏に言われた一言が『イイ鯉に育てたいなら、まず水作りの勉強しなさい』

早速本屋に行って板谷俊夫著【水は生きている】を購入。まずイイ飼育水を作るにはどうすれば出来るか?子供の頃から本などまったく読まない一品家ですが、この時は競輪場で練習中に落車、鎖骨・肩甲骨の骨折で3か月の入院中で時間も持て余してたんで、しっかり勉強ができました。

そのお蔭で初めて造った総水量8トン池で170本を飼育、一番大きくなった鯉は83cmと結果を残す池が出来ました。その次に造ったメイン池も(総水量125トン)その当時の8トン池をベースに造ったんですが、この125t池で強制ろ過機無し、しかも電気代月に1万円ちょっとで1mを超える鯉を何本も育てました。このメイン池を見た成田隆三氏が『強制ろ過機が売れなくなるから人に言わない様に・・』って冗談交じりに言われました (笑) 水作りの基本は、水を回す事です。

​丈夫で永く楽しめる鯉を!

​​ギネス記録では昭和58年(1983年)、世界一長寿の鯉としてギネスブックに認定された、錦鯉の「花子」をご存知でしょうか?体長73㎝、体重約7㎏の花子でしたが、なんとその推定年齢は226歳!!

本来錦鯉は長寿で神秘的な生き物です。しかし最近の錦鯉は品評会に勝つための高濃度の色揚げや薬品の使い過ぎ、それに過保護な環境での飼育で本来の丈夫な鯉の面影はありません。

一品家では自然に近い環境での飼育と無理のない給餌で内臓に負担を掛けず丈夫な鯉を育てています。​

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